INTERVIEWS私にとってIRとは社会や産業を支えるキーマンとの出会い

アナリシス&クリエイティブグループ

水田 奈那子Nanako Mizuta

企業独自のストーリーづくりを支える

私たちのグループでは、顧客企業が投資家に向けて伝えていくべき「コーポレートストーリー」「経営計画」等の策定を支援することを中心に、統合報告書や株主通信、投資家向け説明資料、企業広告など、IRにおける様々な制作物まで、幅広くご支援しています。IRというのは法定開示、適時開示など必ず開示しなければならないことや、法定ではなくとも投資家や市場との対話のために不可欠なものなど、多くの開示物があります。

担当部門に多くの人材を抱え、情報開示に熱心に取り組む企業もありますが、ひとつの開示物を作り上げていくのは大変な労力を必要とします。国内の上場企業を見渡してみても、少人数でこなさなければいけない企業の方が圧倒的に多いんです。そうすると、どうしても型どおりの開示になってしまうというケースも少なくありません。

そうした企業の独自性や魅力を引き出し、企画を立て、ヒヤリングや取材を重ね、ひとつひとつ丁寧にオーダーメイドの制作を行う。統合報告書も然りですが、読み手がその企業の本質を理解し、ただ消費されるだけではない価値を持つ開示物を作り上げていくお手伝いができればと考えています。

その道のプロだからこそできないことがある

上場企業の担当者には非常に優秀な方々が多くいらっしゃいます。当然自社のことや自社が属する業界にも精通している。

ただ、こと「伝える」ということに関しては、プロだからこそ逆に難しいこともあります。伝える相手は、プロの投資家もいれば、個人の投資家もいる。決してその業界を深く知る方ばかりではありません。

伝える相手が何がわからないのか、どう伝えるべきなのかに悩む。投資家と企業様双方を知って、第三者視点でこうしたギャップを埋めるというのも、私たちの大事な役割です。

産業を支えるキーマン・キープレーヤーたちの話を聞く

普通に生活していて、上場企業のCEOに直接話を聞く機会なんて、そうそうありませんよね。
でもこの仕事は、普通なら絶対に接点を持てないような多くの方々に出会えます。どなたも、その業界、あるいは日本の産業を支えていらっしゃるような立場の方々です。

もちろん緊張もしますが、直接お話を伺い、その想いをしっかりとストーリーや制作物に反映させていく。家庭では娘たちがだんだん大きくなってきて「お母さんは何の仕事をしているの?」と聞かれるようになってきたのですが、そんな子どもたちにも誇れる仕事をしているのだということを、日々実感しています。