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受付終了(回答受付期間:2020年1月6日~2月29日)

たくさんのご応募、まことにありがとうございました!

【 解 答 編 】

『アイアールmagazine』にご登場いただいた経営トップに、常に携帯しているビジネスアイテムやこだわりの逸品をご紹介いただきました。どのアイテムが、どのトップのモノかわかりますか?

まずはアイアールmagazine 114号をご覧ください。
そのあとヒントを見ると“ピン”とくると思いますよ。

Q1.「日々の感動や感謝を歌に込めます」

A1.スパークス [8739] 阿部 修平社長のギター

▲ 阿部社長が制作したCDアルバム。ブックレットには数々の自作絵画も掲載されている

ヒント!その企業&社長は・・

 ■ キーワードは“エンゲージメント”。建設的な対話を意味します

 ■ 独自の投資哲学を持つ、独立系投資運用会社です

 

A1. スパークス [8739]

阿部 修平社長のギター

阿部社長にご紹介いただいたのは、愛用のギター。

「ギブソンというメーカーのギターで、私がニューヨークに転勤した後、独立した1985年頃、新品で買いました。それからずっと使っています」。

阿部社長はプライベートで音楽活動を行っており、ご自身が作詞作曲を手がけた9曲入りアルバム(CD)も制作している。さらには絵画を描くなど、ビジネスの傍ら創作活動にも情熱を持って取り組んでいる。

「紙に私がきれいだと思ったものを書いてみたいなと思うのが絵ですし、歌を創るのも同じプロセスです。同じく経営者は、頭に浮かんだイメージを言葉にできる。頭の中に抽象概念として出るものを形にするというプロセスは、経営と似ているんです」。

35年来の友ともいえるギブソンのギターは、まぎれもなく阿部社長のクリエイティブな思考を支えている。

Q2.「フライフィッシングで集中力と観察眼を磨きます」

A2.ワークマン [7564] 小濱 英之社長のフライフィッシング用具

ヒント!その企業&社長は・・
 

■ 2019年3月期に8期連続で最高益を更新!

■ 新業態店が躍進の原動力に

 

A2. ワークマン[7564]

小濱 英之社長のフライフィッシング用具

「自然の中に身を置くことで気分転換ができるのと同時に、観察眼や対応力を養うことができる私にとって最適な趣味だと考えています」。

小濱社長にご紹介いただいた愛用品は、フライフィッシング用の釣り用具。小学生の頃から渓流釣りを趣味としていたそうだが、フライフィッシングを始めたのは社会人になってからとのこと。

なんでも、入社後に初めて上司となった方に誘われて始めたところ、その面白さにはまってしまったそうだ。

「フライフィッシングは、川にドライフライを浮かべ、魚が食いつく瞬間を捉えて合わせなければなりません。そのため、高い集中力が求められます。また、川の状況や飛んでいる虫の種類など、さまざまな状況を観察して、臨機応変にポイントを変えながら、釣れるポイントを探していきます。楽しみながら、集中力と観察眼を磨くことができるため、こんなに良い趣味は釣り以外にないと考えています(笑)」。

時代やマーケットの状況を冷静に観察・分析し、時機に”合わせ”た対応によって、次にどんな“ポイント”を見出すのか。小濱社長の手腕にこれからも期待だ。

Q3.「心が折れそうな時に読み返す、10代の時の父からの手紙」

A3.大和ハウス工業 [1925] 芳井 敬一社長の手紙

ヒント!その企業&社長は・・
 

■ 創業100周年に売上高10兆円の企業グループを目指す

■ 元ラガーマンの社長は何事にも「正対」する姿勢を大切にしています

 

A3. 大和ハウス工業[1925]

芳井 敬一社長の手紙

「心が折れそうな時に、取り出して読み返します。やってきたことに間違いがなければきちんと評価される、というメッセージが背中を押してくれるんです」。

芳井社長がずっと大事に持ち続けているのは、昭和49年、高校受験に向かう時にお父様からもらった手紙だ。

お父様は芳井社長が受験に失敗すると思っていたらしく、「試験に落ちても、これまでの努力は報われるはず」という内容がそこにはつづられている。

息子を励まそうとする父の心が込められた手紙は、今では芳井社長の原点となっているという。

そんなお父様から受け継いだ“人のさまざまな面を見よ”という言葉を、芳井社長は折に触れ、大和ハウスグループの従業員たちに伝える。人と人との絆を大切にして、事業の拡大に向けて挑み続ける芳井社長の試みに注目していきたい。

Q4.「ブラジリアン柔術で心身を鍛えています」

A4.日本サード・パーティ [2488] 森 豊社長のブラジリアン柔術の道着

ヒント!その企業&社長は・・

 

■ 新中計では、連結営業利益5億円以上を目指します

■ お客さまが描く未来を技術でつないでいくのがミッションです

 

A4. 日本サード・パーティ[2488]

森 豊社長のブラジリアン柔術の道着

「お待たせしました」と言って、道着に着替えた森社長が戻って来られた。

引き締まった体躯に道着がよく似合う。空手を長年続けてきたが、寝技のあるブラジリアン柔術には憧れがあり、知人からの紹介をきっかけに道場へ通い始めたそうだ。

「ブラジリアン柔術は、IT業界と非常によく似ているんです」。

すべての動きに合理的な意味があって、どの手順も欠かせない。また、ブラジリアン柔術はすごい勢いで進化しているという。

世界中で日々開発される新しい技がオープンソース化され、その技を教え合うなど、エコシステム的な文化が形成されている。

海外出張の時、森社長はその国のブラジリアン柔術の道場へ赴いて練習をするそうだ。

仕事にもリフレッシュにも精力的な森社長が、これから繰り出していくイノベーションに目が離せない。

Q5.「大きなターニングポイントになったプロジェクトです」

A5.ダイフク [6383] 下代 博社長の記念モニュメント

ヒント!その企業&社長は・・

 

■ 独自技術とノウハウで未来社会の実現をサポート

■ 産業界の黒子として、先進的な物流ソリューションを提供

 

A5. ダイフク [6383]

下代 博社長の記念モニュメント

「このモニュメントを眺めていると、気持ちが奮い立ち、挑戦心が掻き立てられるんです」。

下代社長が大切にされているのは、スポーツ用品大手ナイキ(NIKE)社が、日本に初進出する際に竣工した物流センターのモニュメント。

この物流センターは、下代社長が営業担当として手掛け、ダイフクの新たな事業領域を切り拓くきっかけとなったプロジェクトだという。

「その当時ダイフクは、工場の生産ライン向けシステムを主軸に事業展開していました。当然、次なる成長領域を開拓するために物流センター等での展開を進めていましたが、その分野での存在感はまだ大きくはありませんでした。そうしたタイミングでこのプロジェクトを手掛けられたことは、ダイフクにとって大きな転換点となりました」。

こうして新たな分野での成長の礎を築いたダイフクだが、その道のりは決して平坦ではなかったそうだ。

「営業担当として、このプロジェクトを受注するために海外を飛び回るなど、とにかく一生懸命に取り組みました。その努力の甲斐もあり、無事に受注できたのはよかったのですが、工事が始まってからも契約内容が突然変更になったり、工事が一時ストップしたりと色々な困難がありました。今思い返してもよく乗り越えられたなと思いますが、『やってやろう』と挑戦する姿勢を崩さなかったことが功を奏したのだと考えています」。

飽くなき挑戦によって困難を好機に変えてきた下代社長。下代社長に代表されるこの姿勢こそがダイフクの競争優位の源泉なのだろう。