
INTERVIEWS私にとってIRとは技術革新で情報開示の新たな潮流をつくること
ソリューション部
インテグレートコミュニケーショングループ コンサルタント
尾澤 仁Hitoshi Ozawa
私の所属するインテグレートコミュニケーショングループは、主にWebサイトでのソリューションを提供しています。顧客企業さまのコーポレートサイトのリニューアルや、制作の進行管理が主な仕事です。
コーポレートサイトは、お客様側で様々な部門の方が関わります。言ってみれば、会社全体が関係するプロジェクトであり、製品情報もあれば、採用情報もあります。
会社全体の情報発信をお任せいただくわけですから、ブランディングや、ウェブマーケティングの観点など、幅広い視点でサポートが必要なる仕事でもあります。


現在のIRにはスピード感が求められるため、サイトの更新業務は情報の正確さを担保した上で、よりシンプルで迅速なものでなければなりません。
そのためのソリューションとして、野村IRではコーポレートサイト向けに独自開発したコンテンツ・マネジメント・システム(CMS)「ShareWith(シェアウィズ)」を提供しています。誰もが使いやすく設計され、自動更新機能などがパッケージングされており、導入するだけでコーポレートサイト運営の悩みの大半は解消されます。
おかげさまで、顧客企業さまの反応も上々で、前職で行っていた提案よりもずいぶん楽になりました(笑)。
しかし、ShareWithはもっと便利に使って頂ける可能性も秘めた、発展途上のサービスでもあります。現在100社を超える企業にご利用いただいていますが、お客様とのコミュニケーションの中で改善のヒントを探し、新機能の開発や提案も行っていきたいですね
現在はスマートフォンやタブレットなど、1人1台以上の情報端末を所有する時代ですので、インターネットを介したIR情報の正確性、迅速性への要求レベルは以前よりも上がっています。加えて、可能な表現の幅も広がってきました。
単に情報を掲載するだけでなく、動きのある、さまざまな演出を行うことができるようになったため、Webサイトは、舞台演出装置付きのステージさながら。IRサイトは“堅い”表現が多くなりがちですから、ここをもっと楽しいものに変えていきたいですね。

一方でIRは紙のフォーマットがまだ色濃く残る世界です。しかし、情報端末の普及は、明らかに紙の出番を減らしますし、コスト圧縮の観点からも、紙からウェブへのプラットフォーム移行は必然で、不可逆的な変化と言えるでしょう。
情報発信のリードタイムは限りなく小さくなり、なおかつ社会情勢や株式市場の反応などを見ながら柔軟に変化させていかなくてはなりません。つまりこれからのIRには「静から動」の発想で、掲載プロセスの最適化を含めた戦略立案が必要になってくると考えています。

顧客企業さまから求められるレベルも高く重責も大きい仕事ですが、会社経営における戦略やビジョン、その結果としてのリアルな業績、いってみれば上場企業の「芯」の部分に直接触れられる仕事であり、毎日が貴重な経験です。これからも、多くの顧客企業さまと深くお付き合いをさせていただきながら、現代における最良のIRとはなにか模索していきたいと考えています。
7:30~ |
シフト勤務で1時間早い出社。 |
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8:30~ |
作りかけの提案資料の手直し |
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9:30~ |
チーム内でミーティング。 |
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12:00~ |
会社の食堂で食事(弁当持参) |
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13:00~ |
顧客企業さまに訪問。 |
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15:00~ |
帰社後、サイト設計資料の作成 |
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17:30~ |
帰宅。息子とお風呂。夕食後は息子と遊びながら、一日の様子を妻から聞く。 |
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22:00~ |
息子と就寝 |
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